昨日に引き続き
Excelのお話。
講師時代によくあったのが、シリアル値についての話。
主に日付、時間が関係してくる話。
例えば、今日の日付、2017/5/24と入力すると42879と表示される。
こういった風にたまーにではあるが、Excelで日付や時間を入力すると日付ではなく数字になったり少数になったりする。
この42879がシリアル値と言われる。
Excelでは、表示上は2017/5/24となっていてもExcelのプログラム上はこのシリアル値で表される。
よく有名ブランドのバックが世界3000個限定とかで発売されて、シリアルナンバーが振られると思うが、そのシリアルと同じ意味がある。
3000個限定になった時、1〜3000の番号がそのバッグに振られる。
ということは、シリアル値にも辿っていけばどこかに1が存在する。
じゃ、1は何かというと、1900/1/1が1になる。
ということは、1900/1/1から42879日経った日が2017/5/24ということになる。
2は1900/1/2
3は19001/3
これが、シリアル値の正体。
1の1900/1/1を基準に1をプラスしていって日付を数えている。
1=1日といった考え方。
ということは1=24時間。
つまり0,5=12時となる。
Excelで12:00と入力し、表示形式を標準に戻すと0,5と表示される。
なので、Excelで日付や時間を入力した時に変な数字が出てきても表示形式を直せば、元の日付や時間になるので、焦らず直すこと。
豆知識として、なぜ1900/1/1が1かというとその日がちょうど日曜日だったため。