基礎の基礎
前回のブログでは、Excelの基礎が大事と書いた。
今回は基礎の基礎。
Excelには大まかに分けて四つの機能がある。
計算
データベース
グラフ
マクロ
この四つ。
一般的に上の三つができれば、社会でのExcelに通用する。
だが、この中でも計算機能はまたややこしい。
まずはじめにExcelには、文字と数字のデータが存在する。
見分け方は、計算できるかできないか。
例えば…
1245は計算できるから、数字。
鉄筋は計算できないから、文字。
これは見てすぐわかる。
じゃ、AJ159は?
文字と数字、両方あっても、文字が一文字でも入れば、文字データとなる。
こういう時のために、もう一つ見分ける方法がある。
セルに右揃えになるか、左揃えになるか。
数字は右。
文字は左。
もちろん、文字を入力して、見た目上右揃えにしたからといって、数字になるということはない。これは数字の場合もいっしょ。
日付は、前回のブログ通り計算できるから、右につく。
ここは本当に基礎の基礎の話。
文字と数字。
計算できる、できない。
Excelでは大事な話。
基礎が一番大事
講師時代、基礎が一番大事と言い続けた。
だいたいExcelやWordといったソフトでは、出来ると言っている(思っている)人ほど、簡単なことがわかっていない。
例えば、、、
BackSpaceとDeleteの違いは?
タブとエンターの違いは?
数字の正しい入力の仕方は?
WordとExcelの使い分けは?
といったことがわからない人が多い。
これを出来ると言っている人に教えると、たいへん喜ばれる。
こういったことは絶対にすっ飛ばしてはいけない。
とくに4番目のWordとExcelの違いは?については、なんでもかんでもExcelで作ればいいと思っている人または会社が多い。(ちなみに自分の会社の全部Excelで作る)
Excelに関しては表がつくりやすいからという理由から表が出てくれば、Excelで作る。
なんでもかんでもセル結合して、といった感じ。
複雑な表をつくるときは、Excelで作ると1列1列、細かく幅を調整しないといけない。
それがめんどくさい。
1列動かせば、それ以前、以降の行も列が動くから。
Wordの場合は、列の幅を1列1列自由に作れる。
だから複雑な表は、Wordのほうが、つくりやすい。
逆に複雑な表をExcelで作れと言われれば、めんどくさくて、時間かかって、嫌になる。
昨日に引き続き
Excelのお話。
講師時代によくあったのが、シリアル値についての話。
主に日付、時間が関係してくる話。
例えば、今日の日付、2017/5/24と入力すると42879と表示される。
こういった風にたまーにではあるが、Excelで日付や時間を入力すると日付ではなく数字になったり少数になったりする。
この42879がシリアル値と言われる。
Excelでは、表示上は2017/5/24となっていてもExcelのプログラム上はこのシリアル値で表される。
よく有名ブランドのバックが世界3000個限定とかで発売されて、シリアルナンバーが振られると思うが、そのシリアルと同じ意味がある。
3000個限定になった時、1〜3000の番号がそのバッグに振られる。
ということは、シリアル値にも辿っていけばどこかに1が存在する。
じゃ、1は何かというと、1900/1/1が1になる。
ということは、1900/1/1から42879日経った日が2017/5/24ということになる。
2は1900/1/2
3は19001/3
これが、シリアル値の正体。
1の1900/1/1を基準に1をプラスしていって日付を数えている。
1=1日といった考え方。
ということは1=24時間。
つまり0,5=12時となる。
Excelで12:00と入力し、表示形式を標準に戻すと0,5と表示される。
なので、Excelで日付や時間を入力した時に変な数字が出てきても表示形式を直せば、元の日付や時間になるので、焦らず直すこと。
豆知識として、なぜ1900/1/1が1かというとその日がちょうど日曜日だったため。
うちの会社と大手メーカーの違い
前職でOffice系パソコンの先生していたから、知っていると知らないでどのくらいの差が出るか知っている。
今の職に就いて、Office特にExcelでどういったことができるのか、知らないという人が多いように感じる。
例えば、売上のデータベースひとつ取ってもA行にいきなり商品名を入れる人もいる。
こうしてしまうと、なぜ商品に商品番号といったものをつけるのかが謎になってくる。
ひとつの商品番号にはひとつの商品しか存在しない。
例えば、「AZ123」といった商品番号の商品を「りんご」と決めたら、AZ123はりんごでないといけない。メロンでもレモンでもだめ。
ということは、A行に商品番号、B行に商品名といった売上データベースを作ると、A行に「AZ123」と入力したら、自動的にB行に「りんご」と入るように、Vlookup関数で作る。
A行商品番号 B商品名 C商品単価 D売上個数 E行合計金額
こういったデータベースの場合、入力するのは、A行とD行のみでよくなる。
だが、これを知らない人は、売れた商品名の番号を探し、単価を探したりする。
これだけでも1分や2分の仕事時間短縮に繋がる。
もちろんA行を入力規則でリストにしておくと、A行も選ぶだけ済む。
タイトルに戻りますが、うちの会社はそういったデータベースの作り方ができていない。
以前、大手メーカーの人からExcelデータをもらったが、もちろんVlookを使ってたりとかなり完成されたExcelデータでした。
Excelができないから残業しています。といったアホな話はありません。
実際やるとめっちゃ難しいと思う。
人狼ゲーム。
実際流行ったのは、結構前のことかな。
最近、なんかの番組(多分再放送)で見て、めっちゃ面白そうと思ったのが、
人狼ゲームでした。
ルールはシンプル。
10名くらいいる村人の中に、2匹の人狼が村人のふりをしている。
1日の決まった時に村人は、ディベートの中から、誰が人狼かを当てる。
当てられた人は、死亡。
もちろん、人狼は村人のふりをしているので、当てた人が、人狼でない可能性もある。
そのディベートの夜に人狼は、村人を一人殺せる。
これも、後々ディベートの中で厄介になってくる人を真っ先に殺すのもあり。
しかし、ディベートの中で、怪しい発言をしてしまうと、すぐに人狼飛ばれてしまうため、そこはバレないようにしないといけない。
結果的には、人狼2匹を当てれば、村人が勝ち。
人狼の数と村人の数が、同じになれば、人狼の勝ちといゲームだ。
正直、見ているぶんには面白いけど、
やるとなるとめっちゃ難しいゲームだと思った。
色々調べたら、すごい人気なのか、映画化までされて
かなりシリーズが出ているみたい。
しかも、アマゾンプライムビデオで無料で観れるから
今度の週末は映画鑑賞になりそうです!!
結構メジャーな俳優さんも出ているみたいで・・・。
薄利でも。。。
5月2件目の契約をいただいた。
お客様は、車の販売店。
社長が出張で対応ができなかったため、常務である社長夫人が対応。
たくさん車が並ぶショールームに入ると、夫人が出迎えてくれた。
かなりフレンドリーな夫人だが、機械のことは疎いらしく、その店舗の
店長(男性)も一緒になって話を聞いてくれた。
いま入れている機械は、もともとこの販売店で車を購入してくれた人からの紹介らしく、社長からの当社機械に変える条件としては、
「今の機械の販売店と同じくらいメンテをしてくれて、かつ今の機械より月額が安くなる」
というものだった。
話を伺っていくと、
①今は電話をすればすぐに対応してくれる
②機械以外にもパソコンの設定やわからないことも対応してくれる
③新店舗を出す予定でそこにも機械が欲しく安いところを探している
といったものだ。
正直当社のメンテナンスも負けていない。
しかし、パソコン等の設定は当社は有料になってしまう。
今回は、見積もりは出さず、話を伺ったのみで、次回に見積もり提出にしようと思った。
なぜなら、当社ではパソコンの設定が有料になってしまうのをどうにか、無料でやるということにしないと、戦えないからだ。
その場で見積もりを出しては危険と思ったので、持ち帰ることにした。
営業所に帰って早速、見積もりを作成。
パソコンの設定代金を見積もりに含めなければ、かなり削減が出て、喜ばれることだろう。
そこでパソコンの設定代金も見積もりに含めてみる。
ギリギリ500円安くなる。
正直、500円程度だと機械を変えたりしないだろう。
何か付加価値が必要になってくるので、
①パソコンの設定等に自分の得意なエクセルの困った点まで対応する
②新店舗の機械を格安でご案内する
といった付加価値をつけた。
結果は、お客様にも喜んでいただき、新店舗の金額も格安ということもあって、金額面でも折り合いがついた。
今回学んだことは、営業で削減が出ない場合は、付加価値をつけ、削減が出ない理由を今の機械が安いからという理由でなく、当社のサービスはここまでするからこの値段なんですとアピールすることだ
こういうことを教えてくれる営業の本があればいいのにと思ったお客様でした。
三顧の礼 続
三顧の礼続編・・・。
初訪は基本的に先方のお困りごとや当社のことを知ってもらうスタイル。
今回はユーザー様だったので、そこは省き、いきなり金額の話。
月3000円安くなるプランをご提示。
社長渋る。。。
相手も商売人なので、すぐには返事しない。
そこから社長の質問ラッシュ。
なんとかかわしつつ、質問に答える。
社長、一言。
「この金額、もっとやすくせー!」
金額の問題はまだ半年営業マンの一任ではどうにも出来ないと思い、
「上司に相談させてください!」
この一言が三顧もしないといけない羽目になる。
上司に相談すると、
「相手は社長。月100円や3000円安くなろうが、正直どうでもいい。本当は値引きされたら、そこから熱意で押さないといけなかった。また見積書持って行っても、値切られるだけ。」
と言われる。
確かに、と思いつつ、しまった事をしてしまったと、後悔。
上司と構成を考え、値段は下げないが、サービス品をプラスという対応に。
再見積もり提出日。
社長にその旨を話すと、
「サービス品は関係ない。むしろサービス品をつけて値段をさげろ!」
と。
なんだこの堂々巡りと思いつつ、
「この値段でどうにか出来ないでしょうか?うちも底値で出してます。メーカーにも頭下げてるんです!」
と、ちょい強気ででると、社長、
「わかった。端数を無くせ」
とまた値切られる。。。
もうぼくも堂々巡りは嫌だったので、
「わかりました!社長、端数を無くすよう、上司にかけ持つんで、どうにか次できめてください!」
上司に相談。
もちろん、怒られる。
「上司さん、すいません、自分ここまで足運んだんで、ここ絶対とりたいです!次で決めるんで、どうにかここ認めてもらえませんか!?」
上司
「わかった。行ってこい。」
当日、見積書も作り直して、持っていく。
「社長、上司に頭下げてきました!どうにかこれでお願いします!」
社長、渋る(笑)
それはないだろと思いつつ、
「はんこ、契約書だせ」
と社長。
はじめいってる意味分からず停止。
「手続きせんでいいんか?」
といった感じで、
手続きをしてもらい無事契約。
今回は値引きを要求する相手に対して、どう対応をすればいいか学べました。
次に同じことがあればうまく対応できるよう、頑張ります。